証券会社を装った詐欺メールの件名一覧|口座乗っ取りを防ぐ確認方法と、入力してしまったときの対処
要点
- 2025年には、証券会社を装ったフィッシングで盗まれたログイン情報が使われ、証券口座で株式を勝手に売買される被害が相次いだと報じられています。
- 「本人確認」「追加認証」「約定通知」「取引停止」などを装ったメールが、各社をかたって送られています。
- 証券会社のサイトには、メールのリンクではなく、公式アプリか自分でブックマークした公式サイトからアクセスし、多要素認証やログイン通知を設定してください。
証券会社を名乗るメールやSMSが届いても、リンクは開かずに、次の方法で確認してください。口座に入っているのは現金と同じ資産です。
実際に報告された件名
フィッシング対策協議会の注意喚起を伝える報道で紹介された件名です。差出人欄には、かたられた会社を記載しています。
何が起きているのか・どう確かめるか
- 2025年には、証券会社を装ったフィッシングで盗まれたログイン情報が悪用され、証券口座への不正アクセスや、株式を勝手に売買される被害の報告が相次いだと報じられています。
- 大和証券は「約定通知」「ログイン追加認証」「取引停止」「本人確認」などを装ったフィッシングメールが確認されているとし、ワンタイムパスワードによる追加認証を使っていても被害を受けることがあるとして注意を呼びかけています。
- 偽サイトでは、支店コード・口座番号・ログインパスワードなどの入力を求められると報じられています。
- 確認は、メールのリンクではなく、公式アプリか自分でブックマークした公式サイトから。電話で確かめる場合は、メールに書かれた番号ではなく、公式サイトに載っている番号にかけてください。
⚠️ 証券会社を名乗るメールのリンクから、ログインしないでください
「追加認証を設定しないと制限される」などと急がせるメールでも、確認は公式アプリかブックマークした公式サイトから行えば安全です。
見分けるポイント
- 「本人確認が未完了」「追加認証が未設定」「一部機能を制限」など、急いでログインさせようとする
- 「約定通知」「配当金入金」など、本物に似せた通知を装う
- リンク先で、口座番号・ログインパスワード・取引暗証番号やワンタイムパスワードまで入力させようとする
- リンク先のURLが、その証券会社の公式サイトのものではない
もう押してしまった・入力してしまった人へ
あてはまるものを開いて、上から順に対応してください。
ログインID・パスワードを入力してしまった
- すぐに、公式アプリか自分でブックマークした公式サイトから、ログインパスワードと取引パスワード(暗証番号)を変更する
- 公式サイトに載っている窓口に電話し、状況を伝えて、必要なら取引や出金の停止を相談する
- 取引履歴・保有銘柄・出金先口座やメールアドレスなどの登録情報が、勝手に変えられていないか確認する
- 多要素認証(ワンタイムパスワードなど)とログイン通知を設定する。同じパスワードを使っている他のサービスも変更する
身に覚えのない売買や出金があった
- すぐに証券会社の窓口(公式サイトに載っている番号)に連絡する
- 取引履歴の画面を保存しておく
- 警察のサイバー犯罪相談窓口、または #9110 に相談する
リンクを開いただけ(何も入力していない)
- そのページは閉じて、何も入力しない
- メールは削除する
- 念のため、ログイン通知や多要素認証が設定されているか、公式アプリで確認しておく
出典
- [1] INTERNET Watch(2025年)大和証券をかたるフィッシング(件名「【大和証券】本人確認未完了に関する重要なお知らせ」など)
- [2] 大和証券フィッシングメールへの注意喚起
- [3] INTERNET Watch(2025年)件名「約定通知メール(簡易版)」「配当金入金お知らせメール」など、SMBC日興証券をかたるフィッシングに注意!
- [4] INTERNET Watch(2025年)野村證券をかたるフィッシング、「【必読】野村證券口座の確認のお願い」などの不審なメールに注意
- [5] INTERNET Watch(2025年)SBI証券をかたるフィッシング(ログイン時の確認画面表示を装うメール)
- [6] INTERNET Watch(2025年)件名「【松井証券】重要なお知らせ未読による一部機能の制限について」など、松井証券をかたるフィッシングに注意
- [7] INTERNET Watch証券口座乗っ取り:株式を勝手に売買される不正アクセス被害の報告が相次ぐ
内容は掲載時点の公式発表・報道にもとづきます。最新情報は必ず公式発表でご確認ください。
相談・報告先
- 警察相談専用電話 #9110被害にあった・あったかもしれないとき(緊急時は110番)
- 消費者ホットライン 188お住まいの地域の消費生活センターにつながります
- フィッシング対策協議会フィッシングメール・SMSの報告ができます
PR再発を防ぐために
対処が終わったら、次に同じ目にあわないための備えも検討してみてください。
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LINEで友だち追加よくある質問
ワンタイムパスワードを設定していれば安全?
多要素認証は大切な対策ですが、大和証券は、ワンタイムパスワードを用いた追加認証を利用していても被害を受けることがあるとしています。偽サイトにワンタイムパスワードまで入力させる手口があるため、メールのリンクからはログインしないことが前提です。
「追加認証を設定しないと制限される」というメールが来た
急がせて偽サイトでログインさせる典型的な手口です。設定が必要かどうかは、公式アプリか自分でブックマークした公式サイトにログインして、お知らせを確認してください。
口座で身に覚えのない売買があった
すぐに証券会社の窓口(公式サイトに載っている番号)に連絡し、パスワードを変更してください。取引履歴の画面を保存し、警察のサイバー犯罪相談窓口や #9110 にも相談してください。