Apple(Apple ID)を装った詐欺メールの件名一覧|Appleが「求めないこと」と対処法
要点
- フィッシング対策協議会の2026年9月の報告では、Appleをかたるフィッシングが全体の約11.1%だったと報じられています。
- Appleは、リンクを開いてサインインすることや、パスワード・デバイスのパスコード・二要素認証コードを伝えたり入力したりすることを求めることはないとしています。
- アカウントや支払い情報の確認は、メールのリンクではなく、iPhoneの「設定」やAppleの公式サイトを自分で開いて行ってください。
Apple・Apple ID・iCloudを名乗るメールやSMSが届いても、リンクは開かずに、次の方法で本物かどうかを確かめてください。
実際に報告された件名
フィッシング対策協議会などの注意喚起を伝える報道で紹介された件名です。これ以外の件名も使われています。
本物かどうかの確かめ方(Appleの案内)
- Appleは、リンクを開いてサインインすること、パスワード・デバイスのパスコード・二要素認証コードを伝えたりWebページに入力したりすること、二要素認証などのセキュリティ機能を無効にすることを求めることはないとしています。
- 送信元のアドレスや電話番号、リンク先のURLが、名乗っている会社のものと一致しない場合は注意が必要です。iPhoneではリンクを長押しすると、開かずにURLを確認できます。
- パスワードや支払い情報を詐欺サイトに入力したかもしれない場合は、すぐにApple Accountのパスワードを変更し、二要素認証が有効になっているか確認するよう案内しています。
- Appleを装った不審なメールは reportphishing@apple.com に転送して報告できます。
⚠️ 「アカウントのロック」「お支払い情報の更新」でリンクを開かせるメールは、まず疑ってください
Apple Accountの状態や支払い情報は、iPhoneの「設定」の一番上(自分の名前)や、自分で開いたAppleの公式サイトから確認できます。
見分けるポイント
- 「アカウントがロックされた」「お支払い情報を更新して」と急がせる
- リンクを開いてサインインさせようとする(Appleはこれを求めないとしている)
- 不自然な日本語(「お宅の口座情報」など)が使われている
- リンク先のURLが apple.com ではない
もう押してしまった・入力してしまった人へ
あてはまるものを開いて、上から順に対応してください。
リンクを開いただけ(何も入力していない)
- そのページは閉じて、何も入力しない
- メール・SMSは削除し、送信元は受信拒否にする
- 念のため、スマホやパソコンのOS・アプリを最新版に更新する
ID・パスワードを入力してしまった
- すぐに、公式アプリや自分でブックマークした公式サイトからパスワードを変更する
- 同じパスワードを使っている他のサービスも、すべて変更する
- 二段階認証(ワンタイムパスワードなど)を設定する
- 身に覚えのないログイン・購入・取引がないか、履歴を確認する
クレジットカード番号を入力してしまった
- カードの裏面に書かれた電話番号でカード会社に連絡し、利用停止を依頼する
- 利用明細に、身に覚えのない請求がないか確認する
- 不正な請求があれば、カード会社に補償の手続きを相談する
- 被害があれば、警察(#9110)にも相談する
アプリやプロファイルをインストールしてしまった
- スマホを機内モードにして、通信を止める
- インストールしたアプリ(またはプロファイル)を削除する
- セキュリティアプリでスキャンする。不安なら携帯電話会社のショップに相談する
- 自分のスマホから詐欺SMSが送られていないか、SMSの送信履歴と料金を確認する
出典
- [1] Apple サポートフィッシングメッセージ、偽のサポート電話などのソーシャルエンジニアリングを見抜いて回避する
- [2] INTERNET Watch(2023年)Apple をかたるフィッシング、件名「Apple お客様のアカウント認証に関する重要なお知らせ」などの不審なメールに注意
- [3] INTERNET Watch(2019年)件名「お宅の口座情報を早急に更新してください」など、Appleかたるフィッシングメールに注意
- [4] INTERNET Watch(2018年)「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください。」のフィッシングメール
- [5] ASCII.jp(2026年10月)フィッシング報告9万4661件、前月比15%増 氏名入りの偽メールも確認
内容は掲載時点の公式発表・報道にもとづきます。最新情報は必ず公式発表でご確認ください。
相談・報告先
- 警察相談専用電話 #9110被害にあった・あったかもしれないとき(緊急時は110番)
- 消費者ホットライン 188お住まいの地域の消費生活センターにつながります
- フィッシング対策協議会フィッシングメール・SMSの報告ができます
PR再発を防ぐために
対処が終わったら、次に同じ目にあわないための備えも検討してみてください。
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LINEで友だち追加よくある質問
Appleから「支払い情報を更新して」とメールが来た
メールのリンクは開かず、iPhoneの「設定」から自分の名前をタップして、支払い方法やサブスクリプションを確認してください。問題がなければ、そのメールは無視して大丈夫です。
偽サイトでApple IDのパスワードを入力してしまった
すぐにApple Accountのパスワードを変更し、二要素認証が有効になっているか確認してください。同じパスワードを使っている他のサービスも変更し、カード情報も入力した場合はカード会社に連絡してください。
Appleを名乗る電話がかかってきた
Appleによると、発信者番号が偽装されていることがあります。不審な電話はすぐに切り、Appleの公式サイトに載っている窓口へ自分から問い合わせてください。